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カーゴカルト|Cargo Cult

カーゴ・カルト=直訳すると「積荷信仰(つみにしんこう)」。太平洋戦争中、メラネシアの先住民たちが戦闘機に乗って上陸したアメリカ人たちを神と信じ、彼らが去った後に木や石で戦闘機や管制官を模倣し、神(=文明の利器)を呼び戻す儀式として離着陸の真似事を繰り返したことに由来する。
この作品は、専門知識を必要とする電子工作、ハードウェア・ハッキング、プログラミングといった、メディアアートにおける基本的なメソッドは一切使用せず、既存の電化製品や電動玩具が携えてる既成の「動き」をそのまま用い、簡単な方法でそれらをつなぎあわせてドローイング装置に転用する。
魔法や魔術と形容される現代のブラックボックス化されたテクノロジーを神が為す業とすれば、使い古された家電やローテクのおもちゃが無限に繰り返す動作でメディアアート的なものを模倣しようとするそれらの行いは、先の先住民の信仰的行いになぞらえることができる。
本作は、高度な技術を身につけ、それらに親しむほど見失いがちな、メディアアートにおける「表現」そのものに対する批評的実践である。

Collaboration with Kenta Ishige

共同制作者:石毛 健太




Cargo Cult WS in LOCUS FABER ツクロッカ @Art Lab Aichi Ohtsubashi


Installation view “ESCAP from the SEA” @Natinal Visual Art Gallery


Installation view @AMIT2016 | Photo by Naoki Takehisa


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