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SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES #1 – Replicate

模倣をテーマにした《SDM1-Replicate》では、まず地元の小学生、高校生を美術館の展示室に招き、札幌国際芸術祭2014にて機械が72日間かけて描きあげた巨大な抽象画の模写を試みるワークショップを実施した。ワークショップ中、子供たちの描画する手の動きは深度センサー付きカメラ(Kinect)によって描画壁面に対するXY座標のデータに変換し保存され、会期中そのログデータを再生することで展示室内のドローイングモジュールを稼働させ、機械による模写の模写を試みた。 人間の創造的行為は全て模倣からはじまるといっても過言ではない。人はまず他者の真似から何かをつくることをはじめるのであって、なんの経験も持たず、参照もせずオリジナルなものを創りだすことはできない。創造的営みのサイクルはいつも模倣からはじめられる。視覚的な表層の類似性のみの判断によって「盗作」や「パクり」などとネガティブなイメージの言葉で避難されてしまう昨今であるが、このような問題は今 にはじまったことではなく、デザインやアートの世界で常に横たわっている。「模倣」することが無碍に叩かれてしまう原因として、まず小中高校での美術教育において、他者を模倣することはどういうことなのか、しっかりとした教育がなされてないことが考えられる。本作では、子供たちによる作品を模倣するワークショップや、それをまた真似する機械、方法の違った模倣のプロセスを通じて「模倣」することの意義を考えてもらいその本質について迫ろうとした。 共同制作者:菅野 創

On "SDM1-Replicate" we held workshops with local students to replicate drawing which drawn by machine in 72 days in Sapporo International Art Festival. During workshops, we captured movement of students’ hands by using depth camera. And we operated drawing modules by the motion data to replicate the replica from workshop. It is not an exaggeration to say that all the creative activity starts from imitating. Human starts to make anything from replicating, otherwise it’s not possible to create anything. always it starts from observation and copying. Purpose of this work is to get to the heart of meaning of “Replicate”by thinking and trying to imitate in various way. Collaboration with So KANNO












Photo by Kanta Mochida


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